わたしの小説新潮日記

小説新潮の感想を中心としたブログです

葉室麟「鬼神の如く 黒田叛臣伝」(新連載)小説新潮2014年1月号

 この作品は今月号からの新連載です。2014年のNHK大河ドラマ黒田官兵衛を主人公にしていることから、官兵衛の孫の忠之の時代のことですが、大河ドラマと並行して黒田家関連の物語として興味深く読むことができそうです。 

 物語は、黒田家のお家騒動で、いわゆる「黒田騒動(栗山大膳事件)」を扱っています。ここでは、これからの備忘録を兼ねて、主な登場人物を整理しておきます。

 

黒田如水黒田官兵衛

 御存じのとおり豊臣秀吉の軍師

 

黒田長政

 如水の長男。筑前福岡藩初代藩主

 

黒田忠之(ただゆき)

 長政の長男。筑前福岡藩2代藩主。粗暴な藩主。今回の物語の当事者の一人

 

栗山備後利安(善助)

 黒田如水に若年の頃から仕えた黒田二十四騎のひとり

 

栗山大膳(たいぜん)

 利安の子 黒田家の重臣。利安親子共々、長政の信任が厚く忠之の後見役。藩主忠之から煙たがられる。今回の物語の当事者の一人

 

夢想権之助(むそうごんのすけ)

 関東出身の武芸者。天真正伝香取神道流(てんしんしょうでんかとりしんとうりゅう)の奥義を極めるも播州明石で宮本武蔵に敗れ、宝満山(ほうまんざん・太宰府天満宮の近く)で杖術を創始。この物語の主人公か(まだ、だれが主人公か判然とせず)

 

深草卓馬(ふかくさたくま)

 筑前宗像(ちくぜんむなかた)の郷士の子。権之助の弟子。20歳過ぎ。長身の美丈夫

 

深草舞(まい)

 卓馬の妹。権之助の弟子。17、8歳位。美少女。男装

 

竹中采女正(ぬねめのしょう)

 豊後府内藩2万石藩主。幕府の信任が厚い。黒田家の内偵のために権之助の推挙により卓馬、舞を抱える。父重利は秀吉の軍師竹中半兵衛重治の従弟