わたしの小説新潮日記

小説新潮の感想を中心としたブログです

55 野中柊

野中柊「波止場にて」(最終回)小説新潮2014年2月号

この作品は戦前、戦中、戦後を駆け抜けた慧子(けいこ)と腹違いの妹の蒼(あおい)の女性史を第三者の視点で描いていました。扱っている事柄は昭和初期から戦後の混乱期を描いていますので、決して明るい話題ではなかったのですが、それでも作品は全編をと…