わたしの小説新潮日記

小説新潮の感想を中心としたブログです

42 千早茜

千早茜「しろがねの葉」(最終回)小説新潮2021年11月号

この作品は豊臣政権末期から徳川幕府初期の頃の石見銀山に生きた一人の女の生涯を描いています。当時4、5歳だったウメが夜逃げした一家からはぐれ、山師の喜兵衛に拾われたところから物語は始まりました。 喜兵衛はウメに山で生きていく術を教えていきます…

千早茜「硝子のコルセット」(第6回)小説新潮2017年3月号

「西洋の女性がコルセットをしなくなったのは1920年代。・・・それまでの千年近く、コルセットは当たり前のものとして着られていた」「セクシャリティによって色などが決まってくるのは19世紀からです。それまではファッションを享受できる階層の装い…