わたしの小説新潮日記

小説新潮の感想を中心としたブログです

23 熊谷達也

熊谷達也「ラッツォクの灯」小説新潮2014年7月号

今月号でいちばん印象に残った作品です。 翔平(しょうへい)は両親を東日本大震災の津波で亡くし、妹の瑞希(みずき)と仮設住宅で暮らしています。翔平は高校生で瑞希は小6で色白の美少女です。 物語は、翔平が夕飯のお弁当を買って家に帰ってきたところ…

熊谷達也「海峡の絆」(最終回)小説新潮2012年12月号

この作品は2011年9月号から2012年12月号までの16か月間にわたり連載されていました。月刊誌での連載ですので、次話を読むのに1か月のブランクがありますが、この作品はストーリーを見失うことがありませんでした。それは、月間に分割されたス…

熊谷達也「海峡の絆」(第15回)小説新潮2012年11月号

船が遭難し溺死する場合はどのような身体的・状況的変化が起こるのかをかなり具体的に描写しています。相当の取材をしていることが伺えます。描写力のすごさはいつもながら敬服します。