わたしの小説新潮日記

小説新潮の感想を中心としたブログです

22 木内昇

木内昇「深山町の双六堂」小説新潮2018年4月号

平穏こそが美徳としていた一家がありました。一家は夫と主人公の主婦・政子、姑と二人の息子の5人家族です。 長男が尋常小学校に通っているので時代設定は昭和初期頃のようです。(ただ、その必然性は特に感じられません) 政子は次第に平穏とは単に平凡の…

木内昇「球道恋々」(第17回)小説新潮2015年9月号

この作品は2014年5月号から連載され、今月号で第17回目の連載中の作品です。東京六大学リーグが発足(大正14・1925年)するはるか以前、日本野球の草創期に夢中で球を追いかけた男の物語です。私はこの作品はずっと隠れファンでしたが、いよい…