わたしの小説新潮日記

小説新潮の感想を中心としたブログです

13 宇江佐真理

宇江佐真理「落ち葉踏み締める 古手屋喜十 為事覚え」小説新潮2012年1月号

この作品は涙なくしては読みきれない何とも哀しい作品です。 今回は、日乃出屋の喜十はほとんど登場しません。物語の中心はもっぱら14歳の新太です。新太は6人兄弟の長男。父親は酒の飲みすぎで亡くなり、母親を助けてシジミ採りをして生計を支えています…