わたしの小説新潮日記

小説新潮の感想を中心としたブログです

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石井光太「いのちの家『こどもホスピス』をめぐる物語」(第2回)小説新潮2019年8月号

2016年4月に日本で最初の民間の小児ホスピス「TSURUMIこどもホスピス」が誕生します。この作品は、その「設立までの道のりとその後を追う長編ノンフィクション」です。 まだ、連載は始まったばかりですが、心が痛む連続です。そこで、その記憶を…

石井光太「蛍の森」(最終回)小説新潮2013年9月号

この作品は、2013年4月号から6か月間連載され、今月号で最終回となりました。おおよそのあらすじは4月号の感想を当ブログに載せています。第1話がその後の作品の起点となっていますので、全体像を俯瞰したい方は4月号の当ブログをご覧いただければ…

石井光太)「蛍の森」(新連載)小説新潮2013年4月号

プロローグは、数人の村の男たちが乳児(原文は「幼児」ですが1歳児なので乳児としました)を背負って山を下っているところから始まります。なぜ乳児を背負っているのかの記述はありません。やや不思議な組み合わせです。 一行は沢近くで乳児を降ろし小休止…