わたしの小説新潮日記

小説新潮の感想を中心としたブログです

2020-12-06から1日間の記事一覧

水沢秋生「つゆくさ」小説新潮2020年12月号

この作品は一度読んで心を揺さぶられ、二度読んで隠し技が見えてくる作品です。時制に幻惑されるファンタジー小説といえます。今回はおもに幻惑された部分について触れてみたいと思います。 作品は11の単元で構成されています。主人公の「彼」の大学生時代…