わたしの小説新潮日記

小説新潮の感想を中心としたブログです

2011-06-09から1日間の記事一覧

畠中恵「あましょう しゃばけ」(シリーズ最終話)小説新潮2011年6月号

このシリーズには多くのファンがいるのだろうと思いますが私は苦手です。主人公・長崎屋の若だんな一太郎が病弱な設定も、妖怪が取り巻いているのも別に構わないのですが、鳴家(やなり)という小さな妖怪が時に騒々しく出すぎなのです。最終話では登場人物…

荒山徹「蓋島伝 長宗我部元親秘録」(第14回)小説新潮2011年6月号

この作品については以前にも書きましたが、最初の数回は好印象でしたが、その後は相変わらず好きになれない作品です。戦国時代の四国の歴史事情を詳しく記述していたかと思えば、フロイスらイエスズ会とその配下の金髪美女忍者3人衆の暗闘、露骨な性描写な…

橋本紡「ハチミツ」(第5回)小説新潮2011年6月号

この作品は3人の異母姉妹の日常を描いた作品です。ただ、なぜ3人姉妹を描かなければならないのか必然性が感じられません。NHK大河ドラマの「江」に触発されたのでしょうか。3人のそれぞれの出来ごとを別々の章で描いて集めているだけの印象です。 6月…

小路幸也「荻窪 小助川医院」(最終回)小説新潮2011年6月号

A群は好みの作品群です。B群も嫌いではありません。C群はやや好みから外れる作品群です。今回はC群の作品について、なぜ私の好みから外れるのかを記したいと思います。 A群 1位 「夢をみた」 原田マハ(最終回) 2位 「ヒア・カムズ・ザ・サン」 有川…